2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自然の神性について

わたしは特定の信仰を持たない人間である。ただ、神の存在については根元的な感覚において感じている。それが自然のなかで受けることもあれば、或いは特定の教会の中で存在を見出すこともある。要するに、特定の感性においてのみに特定の形として想起されう…

文学について(成立、批判)

名作の誉れ高い作品の多くは過去の作品を踏襲している場合が多い。例をあげればきりがないが三島由紀夫の傑作「豊饒の海」は「浜松中納言物語」のテーマである輪廻転生や物語展開をそのまま現代風に書き換えられている。さらに云えばこの「浜松中納言物語」…

美しさとはなんであるか

美について私はまったくの無知である。美は一つの形として存在するのか、はたまた概念として認識されうるものであるのか、それらは人類の叡智のすべてをもってしても解決されることのない問題であろう。ただ、不思議なことに、その対象を捉えた時、例えばそ…